婚活写真で上手な撮り方を知っていればプロに頼らないで撮影できます
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福井達也

ポートレートや家族写真を中心に撮影活動しているフォトグラファー。バンタンデザイン研究所専門部を卒業後、広告代理店勤務を経て独立。母校で講師も行うなど幅広く活躍されている。

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目次

  1. はじめに
  2. 婚活写真の撮り方には3つ方法がある
  3. 知人に写真を撮ってもらうときのポイントとは
  4. 婚活写真で失敗するのが不安ならお金をかけてでもスタジオで撮影するのがいい
  5. プロに頼らない婚活写真の撮り方まとめ

はじめに

婚活において、とても重要な役割のある婚活写真。

マッチングアプリで使う場合も、結婚相談所で使うにしても写りの良い写真を撮らなきゃプロフィールすら見てもらえません。

重要と分かっていても、高いからという理由でプロに任せる人もいるんですよね。

本記事ではそんな方のために、プロに頼らない婚活写真の撮り方を解説。最後まで読むことで、最低限の婚活写真を撮れるようにはなりますよ。

婚活写真の撮り方には3つ方法がある

婚活写真で上手な撮り方を知っていればプロに頼らないで撮影できます1

婚活写真を撮るときは、3つの撮り方がありますが、撮る以前に身だしなみが整っていないと異性に「会いたい」なんて思ってもらえません。

【男性版】婚活成功率を高める男性の婚活写真の撮り方を徹底的に解説

【女性版】成婚率を上げるには婚活写真が重要!身だしなみや撮り方を解説

以上の記事で紹介したことを踏まえて、プロに頼らない撮り方を3つ見ていきましょう。

婚活写真の撮り方1:自撮り

最近はスマートフォンのカメラ機能が充実しており自撮り写真もきれいに撮れますが、実は婚活写真にはあまりおすすめできません。

自撮り写真はきちんと被写体が写りませんし、相手にあまりいい印象を与えない場合があるからです。

ただし婚活アプリに使用するカジュアルな婚活写真でしたら、自撮り写真でも問題ありません。

婚活写真の自撮りについては、以下の記事で詳しく解説しています。

婚活写真を自撮りはOK?自撮りのコツや注意点を解説します

婚活写真の撮り方2:知人に撮ってもらう

家族や友人に撮ってもらうとリラックスし自然体でいられので、好印象を与える写真になります。

また自撮りと違って少し引いた場所から撮影できますので、被写体を全体的に撮影することが可能です。

効果的なポーズや撮影場所など、後ほど詳しく解説していきます。

婚活写真の撮り方3:写真スタジオで撮影する

カメラを持っていなかったり写真に苦手意識がある方は、スタジオでプロに撮ってもらうことをおすすめします。

撮影前にご自身で清潔感のある服装と髪型に整えてからスタジオへ。

後はプロにお任せです。その場でポーズや角度をアドバイスしてくれるので、カメラマンに委ねて撮影をすれば、いい写真に仕上がりますよ。

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知人に写真を撮ってもらうときのポイントとは

婚活写真で上手な撮り方を知っていればプロに頼らないで撮影できます2

婚活写真を撮る際のポイントを5つ紹介していきます。

プロが撮影する場合、これらはできて当たり前なので、素人だからと考えて撮っても選ばれる写真に仕上がることはありません。しっかりと意識して撮影するようにしましょう。

(1)全身か上半身か決めて撮影する

おすすめは上半身のみの写真です。

サイトやアプリの写真は顔の表情がはっきりと分かる上半身のものが多いですし、自分たちで撮る場合はその方が簡単に撮影できます。

2枚以上ある場合やLサイズ以上の写真の場合は、全身写真もよいでしょう。

上半身だけの場合は、腰より少し下まで写るようにしましょう。Lサイズの写真で上の余白を1cm~2cm開けるとベストです。

全身を撮る場合は、上下の余白が同じぐらいで1cmほど空けましょう。

婚活写真の全身写真についてより詳しく知りたい方・検討中の方はこちらの記事をご覧ください。

婚活写真で全身写真って必要?全身を撮る際の注意点を解説

(2)ポーズや姿勢に気をつける

まずは「利き顔」を知ることが重要です。

目や口の開きなど顔のパーツが完璧な左右対称である人はいません。

顔を少し左右に傾けたとき、どちらから見た方がより整って見えるかを知っておくと、写り方に違いが出てきます。

大きめの鏡で上半身を写し、「効き顔」を把握しておきましょう。

撮影の際は背筋を伸ばして顎を少し引いてください。

姿勢が良いと好印象を与えますが、やりすぎると緊張して見えたり、顎を引きすぎてしわが寄ってしまったりと逆効果になりますので、事前に練習しておくとよいですね。

利き顔が少し手前に来るようにしてレンズに目を合わせ、にこやかな表情を心がけましょう。自然な笑顔が望ましいです。

(3)背景に人や物が写り込まないようにする

写真を撮る場所も重要です。

自然光の下で写すと顔色が綺麗に見えますので、薄曇りの日に屋外で撮影するのが最適です。

あくまで自分が主役ですので、目立つものや他の人が写るのを避け、明るめの背景になるように心がけましょう。

外で撮ることに抵抗がある場合は、よく晴れた日の屋内で撮るとよいですよ。ポスターや家具が入らないように気を付けてください。

婚活写真の背景についてより詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください!

婚活写真の印象は背景で変わる!男女別におすすめの背景をプロがご紹介

(4)ぶれないように三脚を使う

婚活写真で主に見られるのは顔です。顔の表情が良く分からないぼやけた写真だと、印象が薄くなってしまいます。

ピントが合った手ブレのない写真を撮影するために、三脚を使うことをおすすめします。

(5)スマホのカメラよりデジカメが良い

最近のスマートフォンはカメラの性能が向上して鮮明な写真を撮ることができるようになりました。

けれどやはりデジタルカメラには敵いません。よりよい婚活写真にするために、デジタルカメラでの撮影をおすすめします。

また人物をきれいに撮るための色や顔のパーツ補正、メイク機能を搭載したカメラアプリもありますが、不自然な加工をほどこした写真は婚活写真向きではありません。

実際に会ってみたら顔が違っていたでは、相手に不信感を与えてしまうことも。

自然に好印象を与える写真を撮るためにも、デジタルカメラでの撮影が望ましいです。

(6)結婚相談所に出すなら4:3の比率

結婚相談所と婚活アプリで提出する写真の大きな違いは、プリントするかどうかです。

結婚相談所に提出するのはLサイズ(一般的な写真のサイズ)の写真が多いので、プリントできる比率で撮影することも大事なポイントになります。

Lサイズは127mm×89mmですので、およそ4:3の比率と考えてください。

ご自分でプリントされる場合は4:3の比率でトリミングする必要がありますので、念頭に置いて撮影しましょう。

サイズ変更が必要だった…と手間をかけないためにも事前に婚活写真のサイズについて知っておきましょう!こちらの記事を参考ください。

婚活写真のサイズとデータのサイズのおすすめを紹介します

婚活写真で失敗するのが不安ならお金をかけてでもスタジオで撮影するのがいい

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婚活写真をご自身で撮影する方法を解説していきましたが、いかがでしたでしょうか。

カメラが好きで日頃からよく写真を撮っていたり撮られ慣れている方はスムーズに撮影できると思いますが、仕上がりに不安を感じたり、いざやってみるとなかなか上手くいかないこともあると思います。

そんなときは、プロのカメラマンにスタジオで撮ってもらうことをおすすめします。

ご自分で撮影するより金額がかかりますが、やはりプロの仕事は仕上がりが違います。

スタジオでの撮影はカメラはもちろん、ライティングなど「自然なきれいさ」を追求した機材が揃っています。

またL版写真をプリントするための配置や比率を考慮した撮影をしてくれます。

角度や姿勢などの細かいポージングもプロの目線でアドバイスがあります。

さらに加工アプリとは違う、自然な美しさを引き出すレタッチをほどこしてくれますから、素人が撮るより遥かにいい写真に仕上がりになるのです。

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プロに頼らない婚活写真の撮り方まとめ

ご自身で行う婚活写真の撮り方についてまとめます。

  • ・清潔感のある服装と髪型に整える
  • ・撮影は知人にお願いするといい
  • ・背景に気をつける
  • ・ポーズやアングルを意識する
  • ・三脚を使い、デジカメで4:3の比率、上半身のみの写真を撮る

自信の持てる婚活写真で、是非素敵な出会いに繋げてください!